まな先生解説
こころ質問
すい要点整理
結論:オリパ動画の撮影は「準備→撮影→確認」の3段階で完結します
- 準備(15〜20分):撮影場所を決め、三脚とライトを設置し、背景マットを敷く
- 試し撮り(3分):10秒だけ撮って明るさ・ピント・音量を確認する
- 本番撮影(5〜15分):開封前の説明→開封→結果確認の流れを一気に撮る
- 確認(5分):撮影データを再生し、カード名が読めるか・音が割れていないかを確認する
- 編集・書き出し(10〜30分):不要な間をカットし、必要ならテロップを入れる
注意
オリパは中身が運で決まる商品です。撮影の目的を「良い結果を見せること」に置くと、外れた回の動画が撮れなくなります。最初から「結果に関わらず1本として出す」前提で撮ると、企画が続きやすくなります。
そもそもオリパ動画とは?何を撮る動画か

実物オリパとオンラインオリパで撮り方が変わります
| 項目 | 実物オリパ | オンラインオリパ |
|---|---|---|
| 主な撮影方法 | スマホ・カメラで手元を撮影 | スマホ/PCの画面収録 |
| 必要機材 | 三脚、ライト、背景マット | 収録アプリ(OS標準機能で可) |
| 難易度 | 光と角度の調整が必要 | 機材面は簡単 |
| 差別化しやすさ | 高い(手つき・音・見せ方) | 低い(画面は誰でも同じ) |
| 注意点 | 反射・手ブレ・影 | 個人情報や残高の映り込み |
動画の型は大きく3つあります
- 開封実況型:話しながら開ける。テンポと反応が主役
- 無言ASMR型:手元と音だけ。編集が軽く、失敗が目立ちにくい
- 検証・レビュー型:口数は少なく、封入内容や販売条件の記録が主役
補足
型を混ぜると編集が難しくなります。1本目は1つの型に絞り、3〜5本撮ってから組み合わせを考えるほうがスムーズです。
撮影前に必要なものは?1万円以下で揃う構成
最低限の4点セット
| 機材 | 目安価格 | 役割 | 代用案 |
|---|---|---|---|
| スマホ | 手持ちのもの | 撮影本体 | — |
| オーバーヘッド三脚/アーム | 2,000〜4,000円 | 真上からの固定 | 本を積んで台にする |
| LEDライト | 1,500〜3,000円 | 影と反射の制御 | デスクライト+白紙で反射 |
| 背景マット(無地) | 500〜1,500円 | カードを目立たせる | 黒or濃紺の布・画用紙 |
あると変わる追加アイテム
- ディフューザー(1,000円前後):光を拡散させ、キラカードのギラつきを抑える
- 外付けマイク(3,000円〜):開封音を拾う。ASMR型なら効果が大きい
- スリーブ・ローダー:撮影後の保管用。カードを傷つけないため
- 手袋(綿・ニトリル):指紋対策。ただし手つきが硬く見える難点あり
撮影場所の条件
撮影手順を順番に詳しく解説
手順1:カメラと台をセッティングする
- 机に背景マットを敷き、撮影範囲を決める(A4サイズ程度で十分)
- スマホをアームで真上に固定し、レンズを真下に向ける
- マットの中央がフレーム中央に来るよう位置を調整する
- 手を入れてみて、手首から先だけが入る画角にする
- パックを置いた状態で、上下左右に2〜3cmの余白を確保する
手順2:ライトを2灯配置する
- 左右から挟むように配置し、高さはカードより30〜40cm上
- 真上からの直射は避ける(カード表面がそのまま反射する)
- 明るさは左右で揃える。片方だけ強いと立体感が不自然になる
- キラカードのホログラムを見せたい場合のみ、片側をやや強くする
手順3:カメラ設定を固定する
- 解像度:1080p/30fpsで十分(4Kは容量が重く編集が遅い)
- AE/AFロック:撮影範囲を長押しして露出とピントを固定する
- 手ブレ補正:三脚固定ならオフでもよい
- グリッド表示をオン:構図の水平を取りやすい
- 機内モード:通知音と着信で撮り直しになるのを防ぐ
- ストレージ確認:残量が5GB未満なら削除してから撮る
注意
縦動画(9:16)と横動画(16:9)は撮影後に相互変換すると必ず画質か構図を損ないます。投稿先を先に決め、その比率で撮ってください。ショート中心なら縦、長尺レビューなら横が基本です。
手順4:試し撮りで確認する
- カードの文字が読めるか(再生して一時停止し確認)
- 手を入れたときに影が落ちていないか
- 音が小さすぎたり割れたりしていないか
- 自分の顔や部屋、個人情報が映り込んでいないか
- 白飛び(光沢面が真っ白に飛ぶ)していないか
手順5:本番を撮影する
- 録画開始後、3秒待つ(編集時ののりしろになる)
- 開封前の状態を5秒映す:パックの外観、購入元、口数などの情報
- 開ける:手を止めず、ゆっくり一定の速度で
- 1枚ずつ見せる:カードをマット中央に置き、2秒以上静止させる
- レア枠は少し長めに:ただし演出で結果を大きく見せない
- 全体を並べて締める:出たカードを一覧で映す
- 録画停止前に3秒待つ
つまずきやすいポイントと対処法
カードがテカって読めない
| 症状 | 原因 | 対処 |
|---|---|---|
| 表面が真っ白に光る | 光源がカメラの真後ろ/真上 | ライトを左右45度へ移動 |
| 光の輪が映り込む | 点光源が近すぎる | ディフューザーを挟む、離す |
| 一部だけ白飛び | 露出が明るすぎる | 露出を1段下げる |
| スリーブが反射する | 光沢スリーブ | 撮影時はマット系スリーブに |
手ブレ・画面の揺れ
- アームのクランプが緩んでいないか確認する
- 撮影中は机に肘をつかない
- 柔らかいマットの上にアーム台座を置かない
- スマホの手ブレ補正が「歪み」を生む場合はオフにする
音が小さい・こもる
- マイク穴(本体下部が多い)の位置を確認する
- アームのグリップがマイクを覆っていないか見る
- エアコン・換気扇を撮影中だけ止める
- 部屋の反響が強いなら、カーテンを閉じて布を置く
撮影データが消えた・容量が足りない
注意
開封動画は撮り直しができません。撮影後は編集前にバックアップを取ってください。クラウドか外部ストレージへコピーしてから編集を始めるのが安全です。
顔出しなしで撮りたい
- マットの反射に自分が映る(マット素材なら回避可能)
- カードの光沢面に部屋が映る
- 音声から生活音・家族の声が入る
効率化・応用のコツ
セッティングを固定して再現する
- マットにマスキングテープで印を付ける:三脚の脚位置、カードの定位置
- ライトの高さをメモする:数値で残すと再現できる
- カメラ設定をスクリーンショットで保存
- オープニングの一言を固定:毎回考えなくて済む
複数本をまとめて撮る
- 一度の設営で3〜5本分を連続撮影する
- パックごとにファイル名を付けて撮影直後にメモする
- カット点が分かるよう、開封の前に手をパンと1回叩く(音で位置が分かる)
編集を軽くする撮り方
| 編集の悩み | 撮影時の対策 |
|---|---|
| カットが多くて大変 | 沈黙・迷いを作らず一気に開ける |
| テロップ量が多い | 開封前に情報をまとめて話す |
| BGM選びに時間がかかる | シリーズで固定のBGMを決める |
| サムネ作成が面倒 | 撮影後に静止画を1枚撮っておく |
ショート動画へ展開する
注意点・リスク(法令・規約・お金)
景品表示法と表示の問題
- 封入率の根拠がないのに高確率であるかのように語る
- 一部の当たり結果だけを見せ、外れた回を隠す
- 販売者から提供を受けているのに、その事実を伏せる
消費者庁は2023年10月から、広告であることを隠して宣伝する「ステルスマーケティング」を景品表示法上の不当表示として規制対象にしています。販売者から金銭や商品の提供を受けて動画を投稿する場合は、「PR」「提供」などの表示が必要です。
プラットフォーム規約
| 観点 | 想定されるリスク |
|---|---|
| 収益化 | ギャンブル関連と判断され広告制限がかかる |
| 年齢制限 | 未成年視聴者に不適切と判定される |
| 外部リンク | 販売サイトへの誘導が制限される場合がある |
| アフィリエイト | 関係性の明示が必要 |
金銭面のリスク
注意
撮影のためにオリパを購入する場合は、1か月あたりの上限金額を先に決めてください。当たりは運次第であり、続ければ回収できるという性質のものではありません。生活費や借入で購入することは避けてください。
二次的な権利の扱い
具体例・ケーススタディ
ケース1:初投稿の無言ASMR型(機材費6,500円)
- 構成:アーム三脚3,000円+LEDライト2,000円+黒マット1,500円
- 撮影:俯瞰固定、無言、BGMなし、開封音のみ
- 尺:3分(1口分の開封)
- 結果として起きた問題:初回はライトを真上に置き、カード全面が白飛び
- 対処:2本目からライトを左右45度に変更し解消
ケース2:オンラインオリパの画面収録(機材費0円)
- スマホのOS標準の画面収録機能を使用
- 収録前に通知をオフ、機内モードに設定
- 残高表示のあるヘッダー部分を、編集でモザイク処理
- 演出アニメーションは等速のまま、カットしない
- 結果画面を5秒静止させ、視聴者が読める時間を確保
ケース3:レビュー型で情報量を増やす(追加費0円)
| 追加した情報 | 視聴者への価値 |
|---|---|
| 1口あたりの価格と口数 | 条件が明確になる |
| 販売ページに記載の当選内容 | 事前情報との照合ができる |
| 開封結果の一覧(静止画) | 後から見返せる |
| 過去回との比較 | 継続視聴の理由になる |
補足
記録として数値を残し続けると、それ自体が独自データになります。ただし少ない試行回数の結果を「確率」として語るのは誤りです。あくまで自分の記録として提示してください。




